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□始まりは一本の電話…

ある日カマロのオーナーさんが、当店にGMCのデナリが欲しいとご来店されました。
色々とお話をさせて頂いた結果、「デナリはやめてカマロを日本一にします」と言って、その日はホイールをご注文されて帰られました。

そして3日程した頃に1本のお電話が…
オーナーさん あのカマロって電動ガルウイングに出来ますか?
担当 え"ー!? 電動のガルウイング化ですか?(;´д`)
オーナーさん そうです!リモコンで開いて上下するやつにしたいんですo(≧∀≦)o
担当 マジですか?まぁーできない事はないと思いますが今までは当然した事ありませんが・・・。
オーナーさん じゃーできるかどうか調べてください!また電話しますんで!(`・ω・´)
担当 はぁー 、わかりました、ちょっと調べてみます(´・ω・`;)

とこんな感じのやり取りがあり、”カマロ 電動ガルウイング化計画”が始まりました。

まず、構造的にどのような物にするのか?
ガルウイングにする事によって生じるデメリットは何があるのかを徹底的に調べました。
そして、国産車でガルウイング化しているショップさんのBBS2ちゃんなどを見て、手動にした場合の欠点やアメリカでのビンジの耐久性などがわかって来ました。

その色々と調べてわかった事をオーナーさんにお話をして、決して便利なだけではなくそれなりにデメリットがありますがどうされるのかの意志を確認させて頂きかなり大雑把ではありますがお見積もりをさせて頂きました。

上から下まで大体50万円ぐらいの開きがある見積もりです。

カスタムカーの場合、ただパーツを取り付けすれば良いと言う物ではなく、大きな加工をするので、してみないとわからない事がたっぷりとあります。
ですので最悪の場合と、うまく行った時のある程度の金額を出すとかなり大きな開きがでるのです。

また、当店にとっても”一番最初”にやる事なので、耐久性に関しましては未知数です。
もちろんその辺りは考えて、耐久性を重視した加工は致しますがどれくらい持つのかは不明です。
”一番最初”のインパクトがある変わりにそれなりのリスクを持たないといけない、また作業時間に付きましても未知数の事が大き過ぎるのである程度の時間しかわかりません。
そう言ったリスクを承知して頂いた上で作業が始まりました。

そして、試行錯誤のうちにカマロの仕様は以下のように決まりました。

■ドアーはポップドアー化してリモコンで左右を開けるようにする
■電動化するに当たり耐久性を重視してエアーシリンダーを組み込みエアーのやり取りで上下するようにしました。
■ヒンジは良くある輸入物のコピーでは耐久性に問題があるので1からパイプで作る事にしました。
■車内に乗車した時にリモコンでの操作は不便なので左右のドアー用のスイッチを2ヶ取り付けます。

とりあえずの仕様はこのような感じです。